中間結果と今後の方向性

意識してメモを始めてから八ヶ岳までの間で、幾つかは改善されて結果として出てきている。

  1. ペダリング改善: 終盤でも踵が落ちなくなってきたし、膝がそれなりに上がっている
  2. フォーム矯正: 上体が潰れることによる腰痛が出なかった。また、回して下ったけど、これまた腰痛なし。快挙!

ただ、大きな問題も明確な形として現れた。それは、慎重を通り越したチキンハート。もう完走を狙って走るではなく、ボロボロになってもなんとか走りきれるように…とやっていないのが進歩が止まり始めている一因のようだ。

昨年からあまり自分が伸びていかないのが見えてきていたのだけど、何が問題かはっきりした。いろいろな要因はあるけど、攻める走りが出来てない。レースじゃなくってサイクリング(日本的な)になっている。この点rgさん、mrさんともいろいろと話した結果、以下のようになった。

質問1: ヒルクライムでタイムを削って行きたい。何をするのがいいか?
回答1: 週一は必ず上げる。タイムを削る…という方向性なら、インターバルもやるべき。ヒルクライムはT.T.だ。

質問2: うーん、インターバルはLSDが出来ている上でって認識でいました。
回答2: いや、絶対効果ありますって。LSDといってもステージレースで要求されるようなものはどう望んでも無理。理想論になっちゃう。そこまでやらなくっても社会人、サラリーマンの頂上までは上れる筈(って、師匠はそうでしょうけど)。

質問3: じゃあどんな感じに?
回答3m: wixさんの最大心拍は?(200ちょっと切る位です)じゃあ、185 bpmをずっと維持して走れるようになっていかないと。
回答3r: 30秒もがいて、30秒レストを繰り返す。で、ゲロ吐く位まで上げる。ただ、こうなると健康増進とかじゃなくってなので、コンディショニングしてやらないと駄目。もう乳酸バリバリ出てもそれでもやる。M.R.できっちり上げる。

質問4: ってことは、今筋肉痛も無くピンピンしているのは…
回答4: 全然追い込めてない。昨年の富士チャレの後も余裕ありましたよね?僕なんかかなり筋肉痛とか凄かったですから…

質問5: ローラー台なんかでインターバルやるには?
回答5: 3本ローラーならアウター・トップで80km/h位とか。いろいろ工夫してみて。

提案: いっぱい失敗することです。千切れたり、駄目もとで突っ込んでいってみたりと。M.R.で着いて来れるだけ着いてくるって言うのもあり。死ぬ気でもがいても案外死なないもんですから(笑)

インターバルは、こんな自分でも意味があるってことがしっかりわかった。LSDもできていないのに…と悩む必要はなくなった。LSDはやるべきというのは基本変わらない。けど、ヒルクライムはT.T.のように常に高出力を短い時間出し続ける。となるとLSDの効果は果てしなく低いようだ。やれること、やるべきこと、やっておくべきこと、やってはいけないこと。それぞれを整理してしっかり『やる』ことが重要なんですね。

日曜はロングが無理だったら緩斜面のクライミングリピートに行ってきます。まぁ、天気次第だけど。