上りのぺダリング

久々に書いてみる。上り用ポジション(前乗り)にしたAllez E5で、踏み倒さずに急勾配を上る。今までは、頑張って走ることばかり考えていたけど、ここ暫くは肩の力を抜いて楽に効率的に上ることを意識している。

平坦や短い上りでもがき倒したりしているぺダリングは、360度のうち無駄がでても可能な限りクランクにパワーをかけるような意識があった。もがき倒していなくても頑張っている時は逆に、力が抜けなくなって脚が上がらない、回らない状況になる事が多かった。いい意味でも、悪い意味でも力任せである程度は走れていた側面もあるんだろうな。

今日は12%越えても、デッドポイントでは無駄に力を入れないことを意識していたら脚が上がらなくなることはなかった。早めに踏み始めること、デッドポイントに向かい力を抜くことをかなり意識すること、これが少しずつ頭で考えなくてもできるようになってきた。また、rg師匠からのアドバイスも頂いた。『今日のようにぺダリングが崩れないところからペースを上げていく』と。竹を飛び越えるあれですかね?

コンパクトドライブ(50x34T)を使っているから回しやすいのもあるのだろうけど、脚が詰まった状態では結局のところ気合と根性と。でも少しでも脚が戻るとコンパクトの利点も理解しやすい。どっちつかずの話をしていたら笑いをとってしまった(笑)

心肺能力を高めるには時間がかかるけど、スキルを上げるのはちゃんとした意識ができれば意外と早いと思う。速くはならないけど、楽な領域が少しだけ増えた気がする。


【追加】
3本ローラーもそうだけど、安定してまわそうとすると少し前乗り目にして、背中の真ん中を吊り上げるというか吊り下げられているというか、そんなイメージにすると回しやすい。