楽しく!

無理をして体を壊しても良くない。

ロードバイクは軽快に速く走れる為、没入しすぎると『速い』、『遅い』、『記録』なんてものばかりに目が向いてしまいます。本来ロードバイクは『速く走る』為の、レース用の機材でもあるのでついついそう思いがち。そして頑張っていっぱいまで走って、走りきって満足するという一つの乗り方、スタイルもあると思います。
同様のことをmtbでやったら…と思うと、『骨折』程度のことが起こっても不思議ではなく、自然とリミッターが働いて『自分のペースで楽しもう』スイッチが入ってます。mtbのいいところ、おいしいところは『自制しつつ楽しむ』ので、バランスよく楽しめているのでは?と思う最近です。

ここまでの自分を振り返ってみると…はじめの一年目はがむしゃらにM.R.のペースについていくのでいっぱい。二年目はなんとかM.R.についていけるようになり、イベントへも参加。三年目にしてなんとか無理目のイベントもクリア。四年目にして無理しすぎて腰の調子を悪くし、イベントはことごとくいいところなし。そして今に至る。いつもどれだけきついところで頑張れたか?なんていうものに達成感を求めて乗っていたような気がします。が、真面目にmtbに乗り始めてから少しずつ意識に変化が。楽しく、いつも気持ちと体力に余裕を持って、頑張れるところだけ頑張ればよいと。

今日もshirochariさんと話をしていて、『速い遅いではない』なんてお話が出ましたが、同じことを感じます。自転車が好きで乗っているので、70歳になっても乗鞍を上りたいし、60歳になっても山中を走り回りたい。中には短くても、燃え尽きてもいいからガンガン走りたいという方もいらっしゃるでしょう。

でも基本は同じ。無理をせず気持ちよく効率的に走る。余裕が無ければ逃げられません。楽しめなかったら乗り続けられません。でもいつも面白おかしく楽しいわけではないですが。緊張している状態は長く続きません。がむしゃらにがんばることも必要だけど、それは基礎・基本がしっかりできた上でのこと。そんな事を感じる一日でした。

とかいいつつも、今日の感触に一安心している自分がいたりもします。でも本当に楽しんで乗ることて大事だな、そう思う一日でした。ロードにばかり乗っていると見えないものがmtbにはあります。逆にmtbだけでは見えないものがロードにはあります。なにかこう『行き詰まり』を感じたら違う自転車に乗ってみるのもありかと思いますね。