マドン4日目@熱海行きロングライド

カーボンフレームはロングライドに適している…と思う。必要な部分では反応の良さや硬さを出し、それ以外は体にダメージを与えにくい。そんな作り方をしているものが多い気がする?

今回のロングでは、ロード特有の前傾姿勢や、慣れ以外の部分を鑑みると、私の乗っているマドンはサイクリング(日本での意味でね)に十分使える。凄い楽だし、スピード維持もしやすい上に、上りもいい。そう考えるのは、元々乗っていたロードが入門ロードだからかもしれない。それでも、E5アルミにカーボンシートステー。重さはフレーム、フロントフォーク、ヘッドパーツ、シートポストで2.1kgある代物ですがね…

そうそう、それだけではなく気が付いた特徴等を。やはりというか、長いホィールベースがもたらす安定感は素晴らしい。ダンシング時の安定感もこれによるのだろうか。そのお蔭もあってか、ダンシングを入れる回数は圧倒的に多くなった。低速域で手を離してもしっかり真っ直ぐ進むので、走りながらウィンドブレーカを脱いだりするのにも重宝した。スタンディングスティルの安定感もこれに起因するのかな?

良い事ばかりかいているけど、一つだけ不満がある。それは、踏み込んでのガ・ッ・ツーンという切れ味の鋭い加速感が無いこと。踏んだ瞬間に硬さを感じるフレームだと、この切れ味の鋭い加速ができる気がする。この加速感は病みつきになる。ただ、脚が終わってると苦痛にしかならなくなることもあるんだけど。マドンの場合、かなり強めに踏み込んだときには硬さを感じ、加速もそこそこ鋭くなるが、こうは行かない。どちらかというと、丁寧に速く回す事によって推進力を得るタイプ。

フレームに求めるものは人それぞれあるかと思うが、今の軽量フレームの傾向はこんな感じになるんだろうか?