本日の試乗:PINARELLO PARIS CARBON

いやー、いきなり吃驚ですね。CAISSE D'EPARGNE-ILLES BALEARSの赤白黒のカラーリングは凄い。逆に地味なフレームもいいかなとも思います。でもここはイリュスバレアスですから、こうじゃないとね!

ふれあいの館で師匠から、「乗ってみます?」とお誘いを受ける。いや、こちらが乗らせて下さいっ!ってお願いしたい位でした。ただ、ペダルがTIMEなので、シューズごとお借りすることに。TIMEのペダルへのステップインはちょっと難しいと一般に言われているが、それほどでもなく、イイ感じです。

で、私的インプレ。まずフレームは515というサイズですが、BBセンターからトップまでの大きさがなんと550というブツ。でかい。ということで残念ながら、シッティングでの評価は出来ませんでしたので、踏み目のダンシング、回し目のダンシングで評価。

1st Impact。軽い。重量もだけど、走りも軽い。でもEXTREME-Cや、C50と比べると後者か?
2nd Impact。良く出来たフレームの素直な感じ。
3rd Impact。ダンシングで軽く走る分には、左右への体重移動だけでスッと前へ出る。重めのギヤでも!
4th Impact。ダンシングでも踏み込み目で走ってみると、脚に来る。剛脚ならこれは活かせると思う。やっぱりPARISだ。
5th Impact。フロントフォークはダイレクト感が強く、シャープな挙動を示す!間違ってもハンドルに体重かけちゃ駄目です。

いやー、やっぱり凄い。やっぱりPARISだと納得。shirochariさんの青PARISとかなり似た感じ。ただ、素材の違いはあり、特性の違いは感じます。いろいろな自転車に乗れる機会を提供して頂いて有難いです。

後で新旧PARISのジオメトリを採ってみましたが、殆ど一緒。ヘッドチューブ長が旧PARISの方が1cm短い位で、トップチューブシートチューブ長一緒。いや、これは吃驚ですね。そうそう、GALILEOもこれまたかなり同じ。黄金のバランス?。いや、これこそがPINARELLOか?

でもスタンドオーバーが78cm近くってのは大きなフレームでしたが、シートポストめり込ませれば私でも乗れそうでした。