先日、目前で危うく車と接触しそうなシーンを目撃。ブラインドコーナーでの出来事。接触、転倒共になくなんとかやり過ごせたようです。車も、自転車も気をつけなくちゃですね。怖いのは目に入っているけど反応が遅れる…ということ。特に、注意力が散漫になっているときは危険。勿論、自転車、自動車とも。

そういえば4月末に、車にはねられそうになりました。夜間にライトオンで25km/h位で走っていたとき。夜練は禁止されているため、ちょっとした通勤で、です。今走っている道のわき道からは、軽自動車が右折で出てこようと待っています。こちらは下り坂を直進していくのでスピードが上がりすぎないよう25km/h位までゆっくり減速。で、車の前を通り過ぎようと、車の前2,3m位まで接近した瞬間に車が突如アクセルオン後にブレーキオン。
ゑっと、いま轢き殺そうとしました?そこのワゴンR
生憎、車が出てきそうで怪しい気配もあり、車道の真ん中辺りによっていったところ、ラッキーなことに着ていた服をかすめた程度でした。瞬間的によけたといっても10cm位?が、その後、車はそのまま行ってしまう。東京大学物語の村上君じゃありませんが、一瞬にして回想、思考、行動へ。服の左ポケットに携帯を入れてあり、ゴツっと音がしたぞ(0.3秒)。次の瞬間キレました(0.2秒)。当て逃げじゃないか(携帯だけど)。車が来ないのを確認しコンパクトにターンして、信号で止まっている車までギヤかけて猛ダッシュ(追いつくまで約12秒位)。ドライバーは女性でしたが、「危ないじゃないですか。どこ見て運転してるんですか。今当たりましたよ。何で逃げるんですか?」と苦情の申し上げるも、固まった表情で「済みません」としかいわない。そんなに怖い顔してたんでしょうか?それはしていますね。だって当て逃げ(携帯)されたわけですから。警察呼ぶか考えましたが、実際の大きな被害が出ていないので、呼ぶだけ無駄。しょうがないので、「今後このようなことがないようにしてくださいね!」といってさよなら。

車側の状況を分析すると、「いこうかいかないか悩み中」。あっ、あのライトは所詮自転車だ。そんなに速いはずがない。「いこう」と思いアクセル踏んだら相手は「すぐそこ」にいた。びびってブレーキ。なんか音がしたかも。でも自転車は直進していったから「大丈夫、私は悪くない」。「現場から遠ざからないと」もしくは「ボーゼンと運転してっちゃいました」ってなところでしょうか。反応速度と決断の遅延。誤判断。機械の操作を行う場合に発生する遅延の読み間違い。これらの判断ミスと遅延が今回の事象を招いたと。ちょっと待てば私の後ろからも車が来ていたわけじゃないし、すぐ右折できるのに、何で無理やり頭をこじ入れようとしたか?合理的に考えると理解不可能です。非合理的に考えれば、「なんで自転車風情が自動車の邪魔をする。道路は自動車のものだ!」になっちゃうんでしょうね、きっと。ちょっとココロが荒みそうです…BOOTLEGに乗ってラジカルに戦うのだ!…なんて一瞬考えちゃいましたが、おぢさんにはそんな時間は無いのでした。時間があれば楽しく乗っていたい。

最近は、走る凶器な自動車が多いです。これと同じくなってはいけない。自転車乗りな我々は自転車を凶器にしないよう注意が必要ですし、自己防衛のためにも安全マージンを取っての走行が必要です。今年は厄年?事故の当たり年?自分の走り方がまずい?ま、なんにせよ十分な観察と注意を怠らないこと>ぢぶん。

To:夜練を考える方、ジテ通な方へ。本当に例外的、自己中心的な行動を取る自動車が多いです。多分、そういった局面には何度か出会っているかと思います。注意し過ぎても損は無いです。事故の無いよう、ご注意下さいませ。