本日のお題。コーナリング

そうそう、某所でモリタさんに「下りはシャーッと華麗ですよねー」とお褒め戴いていたのを忘れていました。嬉しいです、ありがとうございます。でもきっと何もでませんよ(笑) でても缶コーヒー位かと(笑) で、実は自重が重いから加速もスムーズなんです(涙)

コーナリングとは何ぞや。曲がること。実は自動車、自動二輪、自転車、スキー、スケート…ナドナドの縦乗り系アンバランススポーツすべてにおいて共通するものがある、とその昔RIDING SPORTS(オートバイのレース系雑誌)に記事で読んだ覚えがある。ま、横乗り系である、スノーボード、サーフィン、スケートボードも基本は変わらず。アンバランススポーツは、一旦バランス状態(直進)から、アンバランス状態(ブレーキング、コーナー進入)へ移行し、更にバランス状態戻すという運動が行われる。この中でも多くは、外脚加重が基本だったりとか、車輪が前後にあるものは摩擦円の考えがあったりと共通項が見られる。

そういえば小・中学生の頃に乗っていた安ロード(勿論、タイヤの性能も低い)でどこまでいけるか度胸試し…なんてろくでもないことをやっていて、スリップオフしたことも数知れず…自動車ではFFファミリーカーでカウンターを当てて遊んだり(っていいおやぢがするんぢゃないって)してみました。どっちもやってみてわかったことは、「基本って大事よね」ってこと。でもそれと同時に「物理法則には逆らえない」ってことと、「一般に言われている基本はあくまでも初級者向け」だってこと。

まずは、慣れるまでは急激な動きはしない。ブレーキングはコーナー手前までで、きっちりと。視線はクリッピングポイントへ向ける。大体この3つが原則でしょうか。

でも慣れてくるとこの原則が崩れてきます。ブレーキングは強く短く、コーナリングの横Gの立ち上がりは速く、コーナリング終了に向けて加速していく。コーナリングの最中もラインコントロールの為にブレーキを軽く当てる。

よく、コーナリング中はブレーキは厳禁と言われます。が、実際にはコーナリング中にブレーキを当てることは結構あります。大垂水の下り、藤野からの道志道の下り、この間の下り。突然路面状況が変わったり、初めてのコースでコーナーが読めなかったり、小石をよけるのにラインを変えたりと。自動車でも、見通しのよいコーナー等は、アクセルオンのまま、微妙に左足ブレーキ使ったりとか。これらの場合に注意しておかないといけないのは、「物理法則に反しない」≒フロント・リヤともにグリップ限界を超えないこと。これに尽きます。

公道では、常に安全マージンは残しておくべき。では何をするか?常にコーナーの先へ視線を向け、路面状況も早めに知っておくこと。常にブレーキ、タイヤに不安がないようにしておくこと。怖いと思ったところが限界と思って、無理して突っ込まないこと。

あんまり調子に乗りすぎるとそのうちやらかすぞ、落車。と、自分に警告を発しつつ、本日はこれまで。