不安な夢
何故か自転車に乗って『通学』。その途中、ここ通ると被曝するんだよね…と思いつつ、スリーマイル的原子力発電所のすぐ脇を通る。これは都市型原発で、国道のすぐそばの街中にある。
見上げると、凄い勢いで煙を吹き上げ、建家が崩れている。というか、砂の城の如く崩れていく。周りの人は誰も不思議がらず、いつものこととして人々は生活を営んでいる。嗚呼、嫌だこんな世界…
というところで目が覚めた。嗚呼、夢で良かった…と思ったが、現実もそう遠くない事態に置かれている。
震災後にたまにしか会わない方と話すごとに、『何もないかの如く普通に生活しているこの違和感は何だろうね?』という話になる。
全部夢おちならいいのに!とさえ思う。安全性ばかりを強調し、風評とばかりいう政府も困ったものだ。正しく危険性とリスクを明示しない限り、被害は放射性物質の半減期と共に続くということになるだろう。
悪夢はいつまでつづくのだろう?