中華そば@蛍!

用事をこなしつつ、さいたま市大和田の蛍にて中華そばを昼食にいただいた。前々から気にはなっていたのだけど、初めて入店。営業時間も長くなり、入りやすくなったのは○。

ラーメンというか中華そばと言うべきか微妙だが、一般的にある『中華そば=レトロ昭和のさびしい味』ではなく、出汁がききまくったスープで久しぶりに外食で感動した。気持ち的には、『柏手』もの。

さて、そのスープだが、秋刀魚、鰹、昆布、鶏から出汁をとっているとの事。魚臭い感じがあるものの、柚七味を使うとかなり香りは落ち着く。私もそうなのだけど、逆に魚好きには香りかもしれない。

麺は太目のものを使い、170gという絶妙な量。メンマというかシナチクというか、これもスープ、チャーシューと調和が取れている。よくある中華そば、ラーメンは調和がおらず、浮いた感じになる具がある事が多い。

また、店内の内装を見ると、廃材を利用しているものの、しっかりと古めかしい感じは出ていつつ、汚ならしくはなっていない。また、フジ子・ヘミングのコンサートのポスター、BGMには控え目なジャズピアノ。
味良し、バランス良し、量良し、接客良し、雰囲気良し。また、真面目に作り込んでいるのが分かるだけに、二重丸ならぬ三重丸をあげたい。

ただ残念なことに、一緒に頼んだ餃子が完璧に負けていました。でも、味噌も塩もつけ麺もかなり行けそうで、次回が楽しみだったりします。おすすめです。