MICHELIN PRO2 RACE

昨年の10月頃におろしたPRO2 RACE。レース用のKSYRIUM SLに履いていたのもあってか、まだまだ現役。オフシーズン中は練習用ホイールだったため、まだまだ使い切っていないし。距離にしてもう2500km位は走っているとは思うけど、やっとタイヤの特性が見えてきた。

ドライのグリップ性能はかなり高いし、タイヤ全体が柔らかく、弾性が高い感じがする。勘違いで、『空気漏れてない?』って思うことが度々あった。もうひとつのお気に入りタイヤGP4000シリーズはケーシングが『グワッチリ』しているので、かなり硬い感じがするので、より一層錯覚を起こしやすいようだ。

乗り心地も柔らかいし、乗り味はかなり優しい。そのお陰か、縦方向に硬く感じるはずのKSYRIUM SLの乗り心地が良く感じられる。OPEN PRO & GP4000Sの方が硬く感じてしまう。また、柔らかい癖に摩擦抵抗が低いので、レイングリップが低くなる傾向にあるんだろう。ウェット性能は正直駄目なのは変わらないが、どう来るかの予測がつくのでなんとかできるレベル。対パンク性は意外と高く、タイヤに無数の小傷が入っているのにノントラブル。耐摩耗性はやはりというか低い。ハイグリップタイヤの宿命なんでしょうけど。

性能がかなり向上したといわれるPRO3 RACE。PRO2 RACEの癖や特性がはっきりわかってきたので、かなり楽しみです。PRO2 RACEにレイングリップ性能がつけば恐いものなし?