富士チャレ雑感

思い返してみる。富士チャレって何かに似ているなと思った。なんだろう…確か15周回目辺りでハタと気が付いた。
「これって2時間耐久ローラー台チャレンジと一緒のきつさだ!」
自虐的?悪い意味でのチャレンジャー?ハードにダイエットしたい!ってな私は、数度2時間程ノンストップでローラー台をまわしてみたことがあった。AVG HRは155以上(Hardゾーン入り口位)はあったと思う。ローラー台から降りた後は、フラフラ+ヘロヘロで立っているのがやっと。ついでに脚攣った。何故こんなことをやったかというと、どこまで集中して走れるか試してみたかっただけだ。昨年シマノで、今年からゲロルシュタイナー入りしたシューマッハーが2時間位ローラーを平気で回すという記事を読み、触発された。ただそれだけだ、うはははは………1:30位から目標を見失い…何バカなことしてるんだろうとも思った。モリ師匠が200kmで途中で目標を見失いがちになったのはわかる気がする…

富士チャレのフィニッシュ後も、同じような疲労を感じた。でもローラー台と違い、走っている最中はランナーズ・ハイの様な状況だった為、苦しいけど・きついけれども楽しい、もっともっと走りたいと感じた。睡眠不足はあったけど、体調が良かったのと、試走で負荷をかけられたのが幸いしたのだろう。

N嬢がどこかでいっていた言葉を思い出した。「ずっと走っていたい」と。確かツール・ド・おきなわで、終わりが近づいていたときの言葉だったと思う(BC誌のインタビューだった筈)。今回の富士チャレで私も同様のことを感じた。フィニッシュしピットに戻る時、計測チップを返却する時、shirochariさんと荷物を車に移動させている時、「あぁ、本当に終わってしまったんだな」と祭りの後の寂しい感じがした。走っている人がそこにいるから余計にそう感じたのかもしれない。