チャレンジ100レースレポート

いよいよレース。とはいっても、イベント系のエンデューロレースなので、参加者のレベルもまちまち。ゲストライダーにはVANG、SKILL SHIMANO、ANCHOR、Nippo、SPECIALIZED、TREK、GARYFISHERから。

試走は、7:00〜7:45の間に行われる。YOU CAN多摩境のメンバーは、モリ師匠をはじめ、shirochariさん(青PARIS)、くマドンさん(LOOK 585)、多摩境のラスムッセンさん(Tarmac E5)、MTBな赤CAAD8さん、赤Tarmacさんと私、白黒Allez。のんびり試走を開始する。

いや、富士スピードウェイ自体初めてですが、コースが広く走りやすい。問題は、路面がウェット。1コーナーの侵入がちょっと気になる。バンクさせすぎるとずるっときそう。1周目は淡々とこなす。2周目に入り、途中から数人がペースアップ。私もペースアップする。一旦体を温めたいのと、ちょっと追い込んでみようかと。なんだかんだと、くマドンさんと私が3周回、ほかの方は2周回で切り上げる。

ピットに戻り、そろそろトイレと最後の準備。心拍計をスタートさせ、現在の心拍数を表示してみる。がーん。やっぱりあがり症なの?100を超える心拍が…乗鞍のときみたく失敗はしないぞ!と思うも緊張する。こればっかりは直らないんですかね?小心者?

暫くするとアナウンスがかかり、コースへ。この間にも心拍は上がり、110近く。いやー、情けない。自分に課したノルマ、目標値が緊張を呼んでいるようだ。オープニングセレモニーが終了し、いよいよスタート。流石に1900名位が一斉にスタートとなるため、なかなか自分の走り出す番がこない。順位は個々のタイム計測で行われるため、あせってスタートすることは無い。のんびりだ!また、ローリングスタート方式の為、1周はのんびり。2周目からでしょ本気はと。

ま、半分冗談で思っていたわけです。しかし、実際に2周目にベストラップが出ました。ここから5周目まで比較的ハイペース。いや、このまま行くと廃ぺーすだ。100km走る前に沈む。そうこうしていると前方にSPECIALIZEDから参加の竹谷選手を発見。走りながらご挨拶をし、funrideの記事全部よんでますー、参考になってますーと暫しお話をしながら走る。最後に握手をし、前へ出る。その暫く後、TREKの松本選手を発見。非常にいい具合でリラックスして走っているので、声をかける。200kmですよねー、流石のペース配分ですねーと。そう、彼はセルフディスカバリー王滝の覇者。勉強させてください!と後ろについたり、横から見たりさせて頂いた。暫くするとSKILL SHIMANOの茶髪の選手(狩野選手かと思ったが違ったようだ)が合流。いや、この選手のペダリング参考になる。上ハンもってリラックスし楽に走っている。でも速度は我々のレベルのリラックスではない。ほんと勉強になります。ペース、ペダリングをまねてみるだけで、楽に周回できるし、速い。あれれ、自分もこんなに楽に速く走れるんだ…と一瞬勘違いしたが、それは上手くペースを合わせられていただけの事。自分でこのペースを作り出すのは難しい。確か4周回位は上りは楽に速く走れた。気が付くと30km/h位で上ってたり(笑)

ここから先は実は記憶が曖昧。路面はドライになり、下りでは、自重を生かし、ブレーキケーブルを握るエアロポジションから一気に行き、足を休ませる。勿論回しながらだけどね。上りは速度を殺さないよう進入することによって、ダンシングに繋げてペースダウンを回避する。速い列車が来れば場合によっては便乗し、時には引きながら走る。で、単独で走る時間が長くなると、記憶が曖昧だ…

覚えているのは、50km, 75km前後での目標タイムの予測。このまま行けば3時間を切れると見えてきたのが17周回を超えた辺り。じゃ、行ってみましょかと。ところが腰痛が結構出ていて、正直しんどい。休む周回と攻める周回を分け、走り続ける。休む周にはストレッチも入れつつ、楽に行く。確かラスムッセンさんも腰痛との事で攻めすぎないように走られてました。

そうこうしていると22周目に突入。前の周回よりはタイムを縮めようと頑張ってみる。あぁ、この周回で終わりなんだ…と思うとちょっと寂しい感じが。なんとか3時間を切ったのを確認。マゾ?とか思いつつも後1周、後1周と走り計24周回行ってました。で最終周回では、もう意地で3時間15分を切るべくゴールスプリント。下ハンもって真剣に行って56km/hでゴールに突っ込む。

そのままコースから出て、自転車を降りる。が、まともに歩けない。メールによる状況通知を確認し、計測チップを返却に行く。周回不足で結果が出ないと悲しいし。
1時間目は、72位・31.682km。2時間目は、72位・67.89km。3時間目は、61位・99.572kmと尻上がりに伸びていたようです。

暫くし、ピットに皆戻ってきたところで、ある程度の荷物片付けに入る。いや、ほんとまともに歩けない。脚が攣りそう…一旦車まで戻り、着替えひと休憩。やたら腹が減るので、カレーを食べる。焼きそばも美味そうだったんだけど…そうこうしているとお兄ちゃんこと福島晋一と遭遇。いやー実物は結構カッコイイと思ってしまった。康司選手があの声でお兄ちゃんというのもわかる気がするよ。軽く挨拶しその後ピットへ。まだまだモリ師匠は走っている。応援せねば。

モリ師匠はチャレンジ200。奥様にお話をきくと風邪気味らしい。淡々と走られていて、一旦もうちょっとで追いつきそうになったけど、前を阻まれ失速…こんかいはこれが多かったのよね。遅くなったら後ろ確認して左へ。ペースを上げるときには後ろ確認して右へ。これって大原則だ。で、モリ師匠応援団はピット前通過の度応援を。ゑ?応援の仕方が違うだろって?これじゃいぢめですか?でも真面目に頑張って欲しいという気持ちで応援しました。

本当に疲れた。でも100kmノンストップで走りきれる自身がつきました。やっぱり上りは苦手、平坦の方が得意?と。ということは苦手克服しないと…