浦島太郎

高校生のころまでスポーツバイクを乗り回していたが、それから18年スポーツバイクとは縁のない生活を送っていた。駅まではママチャリ。スポーツバイクは昔から金のかかるもので、趣味・専攻がコンピュータ関連となっていたため、バイトしてもバイトしても金がなかった*1ので、お金が他に回らない生活をしていた。ママチャリ買うときに思ったのは、ルック車を買うのはなんとも胡散臭過ぎるし…
昔、バイク屋さんで手伝いをする代わりに工具(自転車・自動二輪ようの工具からインパクトレンチまで)を貸してもらうなんてやっていた。閉店時の手伝いなんかをやっていた。そこにある雑誌、シマノのカタログをみてDURA-ACいいなぁ、高いよなぁなんて話をしていたのをおぼろげながら覚えている。
さて、一気に18年ジャンプすると物がまったく違い、想像を絶するほど変わっていた。その当時のスポーツバイクは、Wレバーが普通でスレッドステムな時代だった。完組みホィールってなんてあったのかどうかも定かじゃないし、フレームはアルミもあったような気がするがやはりクロモリ。あそうそう、SISはあったが調整が今以上にシビアで面倒なものだったような気がする。現在では、STIでブレーキとシフトを一括して行えるし、ドロップバーもアナトミックなんてのがある。完組みホィールは普通だし、ヘッドはアヘッド。フレームはアルミにカーボンフォーク・レッグなんて当たり前。そうそう、ビンディングはスポーツバイクではもう一般だしね。びっくりしたのはビンディングシューズのソールがカーボン化されてたり、カーボンナノチューブ使った製品があったりと。
今では、様々な情報誌を見ているので慣れてきているが、本当に自転車の進歩の凄さにはちょっとびっくりしっぱなし。

*1:専門書は洋書だったり、国内の出版のものだったりするがどちらも高価なものが多い