先日、パニックブレーキから後輪をロックしてしまいタイヤを傷めてしまったようだ。回転方向に若干切り傷と、直角方向に裂け目。これまで使用していたタイヤは、SPECIALIZED All Condition Pro。このタイヤについてショップで話を聞くと、結構丈夫なタイヤらしく、乗り手の問題だ…更に細かくチェックしてみるとサイドウォールにも傷が入ってしまっていて、このまま放置というか負荷をかけ続けると危険。
現状はまだ問題はないとはいえ、突発的にロングライドになることもあるので、念のため交換。次に使いたいタイヤの物色はすんでおり、SCHWALBE STELVIOかSTELVIO EVOLUTION(23C)を考えていた。バイクはSPECIALIZEDといったらタイヤはやっぱりSCHWALBEか?(Gerolsteinerとか某チームとか)。ショップで話をしてみてもSTELVIOを勧められ、迷わず決定。さて、タイヤを買うが持って帰れない、さてどうしたものか…ということで、店先でタイヤ交換をし、前のタイヤを後日回収するということになった。
そういえば、700Cのタイヤ交換ってこれが初めてだった。無事できるのだろうか(わらい)。雑誌メンテ本などは読んであるし、過去に650Cの交換は自分でやってたからなんとかなるだろう。駄目だったらHELPしてもらうか?考えてもしょうがないので、前輪から開始した。時間はかかったが、チューブのかみ込みもなく無事完了。次は後輪だが、前輪でいろいろと試行錯誤したお陰で1/3以下の時間で問題なくできた。ふぅっ。一安心。よくチューブをかみ込んでバーストなんて話を多く聞いていたので、緊張が解ける。
本来は用事があり、12:30〜13:30にはバイクから降りる予定だったが、時間がかかりすぎたのと、新品タイヤのインプレがしたくて、そのままいつもの宮ヶ瀬行きコースに乗る。今回は何箇所かトンネルを通るので、LEDヘッドライトを取りに一旦帰宅し、ついでにドリンク補給をして出発。初めのうちは慣らしもあり無理をしないように行く。さて、STELVIOインプレッション。All Condition Proとしか比べられないのが残念だけど、非常に転がり抵抗が低く感じられた。また、グリップとケーシングなのか、ブレーキの効きが良く、安定しているように感じる。強いて言えばブレーキパッド、キャリパーのグレードを上げたようなそんな感じ。転がり抵抗の少なさは、上りと下り両方で感じた。上りではよく転がり、下りでは転がり続ける感じといったらいいか。スペックを見る限りでは、特に目立つところもないタイヤなのだが…よくホィールの良し悪しがどうたらといった話を良く耳にするが、唯一路面と接しているタイヤの重要性を再確認させられた。この点は自動車も同様なのだが、うっかり忘れていた。

あ、そうそうHRMの導入効果はじわじわと出てきている。上りを考えた場合、ケイデンスをあげれば心拍数があがり、ケイデンスを落とせば乳酸が蓄積する…というような状況が発生する。HRMを使うと、現時点でのベストバランスを導き出しやすいように思う。HRMなしの場合、頑張る・頑張らないという指針の上でオールアウトしないようにやるだけ。HRMがある場合、心拍数の管理をしていき、心拍数があがるようだったらケイデンスを落とし、乳酸を感じるようだったらギヤを落とす。どっちかが下限まできた場合は、心拍数でコントロールするようにする。このようにすると、坂に入る前や前半で加速をつけてダッシュ、惰性で上って行くのはいいが、途中でヘロヘロという無茶な上り方はしないようになってきた。