感染にご用心

最近、風邪、インフルエンザが流行っています。お気を付け下さい。という話と似たり寄ったりなのですが、先日、嫁より相談をうけた。「Windowsでウィルス関連のソフトは何がいい?それも一般的なやつ。」

うーん、Windowsを使っている限り、アンチウィルスソフトは必須と考えられる。が、メジャーどころというと、Macafee、Symantec、Trendmicroなんかが日本ではメジャーだ。海外だと、Computer Associatesなんかも結構がんばっているし、企業向けではActiveStateを買収した、SOPHOSなんかもメジャー。

そもそもOSのあっちこっちに穴がなく、なんでもかんでもファイルを開いてしまえという極悪プログラムや、なんの確認もせずファイルを開けてしまわなければ、こんなものはいらない。このアンチウィルスソフトにあるリアルタイムスキャンという機能はファイルを扱うとき、例えばExplorerでファイルをクリックした時や、ファイルをとあるソフトから開けようとした時にウィルスの検索を行うようになっている。これは非常にPCに負担をかけ、本来の性能の30%程度はロスすることが多く、大きなファイルをたんまり持っているPCだと更にロスが大きくなる。特に大きな音楽データ、画像、動画等を扱うとテキメン。

お金を払って処理を遅くする…なんとも本末転倒なと。こういうときには、無料で利用できかつ対応の速いアンチウィルスソフトを使うというのも手だとはおもいます。お薦めは、無料で利用できるGrisoft AVG Anti-Virus Free Editionや、フリーソフトウェアClamAVの派生系のClamWin Free Antivirus辺りがなかなか良いです。

撮り合えず安全にWindowsを運用していくためには、以下のことが最低限のルールともいえましょう。

  1. 各PCメーカが出すパッチは適用する。これはWindows Updateとの関係と動作安定化の為
  2. Windowsのパッチは毎月リリースされるので、リリース後はなるべく速く適用する
  3. 怪しいメールは開けない、場合によってはSPAM検知フィルタや、この機能を持ったメーラを利用する

注意事項ですが、パッチは出てすぐに適用は危険。業務などでの利用では、リコールがないことを確認するために、数日から1〜2週置くことが一般的です。