安全に走るということ

ちょっとここのところで考えさせられる事がいくつかありました。安全に走るということ。なかなか難しいです。


車道を走る…自動車からすれば、『邪魔だ!んなもん、歩道を走れ!』
サイクリングロード等を走る…歩行者からすれば、『こんなところ走らないで』


歩行者、自転車、自動車それぞれが『正しい認識』を持たないとお互いがスムーズに、安全にというわけにはいかない。お互いがお互いに課せられたルールをしっかり守れば安全とは言わないが、かなりのリスクが低下する筈。最低限ルールがわからなくとも、相手に対する『思いやり』があればかなりスムーズになるのにな。自分の権利ばかりを主張し、逆ギレする人までいるこの世の中、なかなか良くなりませんが、最低限でもやれる事をやっていかないと…思った次第です。

先日の多摩サイで気が付いたこと。かなり趣味的にランニング、ウォーキングされている方は、『右側通行』をきっちり守られてました。これは関心しました。ウェアやフォームからなんとなくウォーキングや、ランという方はかなりアバウトで、並走、逆走は当たり前。犬連れでリードを伸ばしてフラフラという方から、しっかり躾をされてきっちりという方までいろいろ。正に坩堝状態。

この間あった困った勘違いは…『昨年度の道路交通法改正で自転車が車道を走れるようになった』というものがありました。おい、自転車は軽車両って教習所やら試験勉強でやらなかったのか?自動車側の認識なんてこんなもの…と思っておかないと、自分の安全が守れないかもしれない…

ここを読まれた方に、安全に対する、我々の責任に対する思索の一助になればと書いてみました。なんか、自転車って中間管理職みたく、上から叩かれ、下から突き上げられ…ってそんな感じですか?(笑)