何事にも緩急が必要

自爆系なわたくしめは、楽に走ろう!といったところに気が回っていなかった。
二人の師匠と、上りの話から、ペース配分の話があった。頑張るところ、頑張らないところにメリハリを付けるのも必要と。上りが苦手なわたくしめは、ヒルクライムというと、常に死にそうになりながら上っている気がします。もちろん、速くはありません。遅いです。なのに、あとヒトツキで死にます…ってなレベルで。
先日の大磯行きも、心拍高めに気が付かなかったら更に負荷をかけて、間違いなく自爆スイッチが入り、切れていたことでしょう。ちょっと楽をして、なんとか昭和橋までツキイチで…と両師匠に言ったところ、『それでいいんです!』とご指摘が。楽をするのはイケナイ事という認識が自分の中に出来上がっていた事に気が付く。ドMか?いや、単なる馬鹿か?
常に100%で走れるわけがない。90%だって短時間でも無い限り無理。80%だって3〜4時間超えてくると疲れてくる。
冬トレとして、ケイデンスを上げて走る…としているが、心拍が上がり、脚も切れてきている時にはどうするか?
先週の解は、ケイデンスを維持し、ギヤ比を落とし、心拍を上げずにペースダウン。
今週の解は、ギヤ比を上げ、ケイデンスをちょっと落とし、ペース維持。勿論、心拍も上がるのもセットです。ただ一つ、注意を払ったのが『ペダリング』。踏み込み目だと心拍が上がりやすいので、膝下の意識を切って、必要最小限のパワーだけをかける…と意識して。できてるかはわからんけど、ローラー台でデータが取れていたのは幸運だった。
ま、実際は『きっつー』、『しんどー』、『しゃれにならん!』、『ぜったいきれるもんか!』が頭の中で回ってました(笑) 多数決で負けてるけど、なんとか。
楽に走るというと、ずるけているようにも聞こえてしまう。でも、そう考えないと、ペダリングの効率化に意識がまわらない。グン!と踏むか、スイッと回すか、パワーをどこを起点に発するか。偉そうな事言ってますが、疲れがまわってくると、『あたままっしろ』でぐだぐだのがちゃがちゃになるのが関の山。
心拍計とニラメッコして、ローラー回してみると、自分の傾向が見えてきますよ。また、ケイデンスを下げず、心拍を下げるには?とか、更にギヤをかけても心拍上げないとか、いろいろ遊び方があります(笑)
Polarのターゲットゾーンが設定できるものだと、少し便利です。ゾーンを外れると音でわかるので便利。YN嬢がこの機能を使っていたので使いはじめました。多謝。
グダグダと長くなりましたが、『楽に速く!』っていうのも、大ありです。その為にも努力の余地アリ。勿論、師匠や速い方の背中も借りて。いいですよね?