先日写真屋キラー(とはいいきれないけど)GIMP(GNU Image Manipulation Program)の2.2.0がリリースされた。勿論、Windows版も。で、使って見ると、GUIの基本部となるGtkが最適化されてきているのか、レスポンスが良くなってます。但し、日本語ローカライズに問題があるのか、script-fuが異常終了する現象がWin2kで見られました。set LANG=Cしてあげるとなんとかなりますが、全て英語となります。
さて、GIMPですが、写真屋CS、初級写真屋と使ってみましたが、sRGBカラースペースで、RGBデータを扱っている限り写真屋さんには大きなアドバンテージはないような気がします。逆にこの機能が使いたいから写真屋というのはありますけど。
職場でのドキュメント作りと、昼休みに暗室作業をするにはGIMP、自宅では初級写真屋とその他いっぱいと使い分けていますが、どっちも便利に使えてます。ただ、写真屋さんの場合、画面を見ながらの細かな調整には向いていたりします。

画像処理の最適なワークフローが分かるまでは、写真屋さんは資料が多いのでいいですが、慣れてしまえばCMYKとか、キャリブレーション等のカラーマネジメントをしない限りGIMPで十分な気もします。ま、そこまではもうちょっと便利にならんと駄目か?

僕?はい、へたれなんで、初級写真屋で楽してます。特に色味の調整(JPEGの場合特に)と、補修ツール、と調整レイヤーが手放せません。