いよいよコニカミノルタからもデジ一(Digital Single Lens Reflex: DSLR)が出て、国内カメラメーカすべてがデジ一を販売する状況となった。

ここのところ販売トップをいっている、Canon EOS 20Dが出たときには、レスポンス、ファインダーの見易さ、発色などかなりの進歩を感じたが、α-7 DIGITALはこれまた違った趣があった。なんとも銀一(not GINICHI)っぽく、カメラとしての作りこみはどちらかというとEOS 1Dや、D2H等のフラッグシップにも近いものを感じる。レリーズタイムラグは若干大きく感じるが、シャッターを切る!という感触がなんともいえない。D70、20D、ist*Ds辺りには感じられない、持つ喜び、ハードウェアとしての作りこみを感じた。因みに、Four ThirdsなE-1、E-300はメーカの戦略が良くわからないので除外。E-1の感触は好きだけどね。
α-7 DIGITAL何が良いかというとこんなところ。

  • かなり見やすいファインダー
  • カメラとしての感触
  • シャッターレリーズ音
  • 手ブレ補正のAnti Shake(手持ちの1/3でブレが殆どなかったのは驚き)
  • 銀塩的な発色
  • 白飛び、黒潰れを防止できるゾーン

で、悪いところはこんなところか?

  • わかりにくいデジタル部のインタフェイス(初めはかなり迷いました)
  • 電源ONから撮影可能までの時間
  • 情報表示パネルが大型カラー液晶(バッテリのもちが心配)

ここ一発を狙って撮影する向きにはかなりいいんじゃないかと思います。旧MINOLTAユーザのおいらとしては、MINOLTAらしいカメラに仕上がっているかと思います。レンズ資産がある方は要検討かと。