原子力発電関連

昨今世間をちょっとだけお騒がせしている、原子力発電所関連のお話。
なんと今回は緊急停止がきかん!とか。おいおい、それは危ないなんてもんじゃないぞ。ま、制御棒を人手で押し込んだから、なんとかなりましたと…
私個人の好き嫌いのレベルの話だと、原発は嫌いです。何故か?それは人間が扱うにはあまりに強大すぎるものだし、事故・障害発生時の環境・人に対する非可逆的な影響を及ぼすから。
原発に関する事故の多数はヒューマンエラーに起因する。設計時に手抜きが入ったり、きちんと運用できるルールになっていなかったり、テストがまともに行なわれていなかったり…と。人間はとことんエラーを出すし、しばらくすれば忘れる…そういう生きものです。これを想定できなければ、まともな運用は不可能だし、安全とはいえないだろう。
また、原発は安全です!というパブリシティも嫌いです。何を以て安全というか…という部分をはぐらかしている。事故は滅多に起こらない…という前提なんだろうけどね。

ねえ、原子力発電って安全なの?事故があった場合には『想定外でした』の程度で済むの?あっ、そうか!被害にあうのは原発のある地方だし、自分じゃないはず。『想定外でした』と会見にのぞむお偉い方々のいる首都圏には関係ないか!…最悪、地方の一つや二つ消失したところで…と、黒く勘ぐってしまう…

そこのところどうよ、プルト君!