CONTAX(Kyocera)ブランドの消滅

別にヤシカ−京セラ−CONTAXの熱烈なファンではないけど、CONTAXブランドの消滅は非常に残念に思う。デジタルがあれだっただけに(悲喜交々 - 【封鎖中】wixの日記改めガタピシ日記)、銀塩もと思ってたけど、来るべき時が来たと言うか?

http://www.kyocera.co.jp/news/2005/0404.html

以前にも書いたと思うけど、Carl Zeissレンズの描写に向けて生真面目にチューニングされたCONTAXのカメラの描写は独特の世界を持っていたと思う。Canon+Lや、Nikon+NikkorPENTAX+☆もそれぞれ良い描写だと思うけど、絵としての良さは流石にCarl Zeissだと僕は思う。SONYコンデジCarl Zeissを掲げているものもあるけど、名前負けと思うものばかりで、これは違うと思う(ま、ビデオ絵的といえばそうなんだけど)。

自分のカメラで初Carl ZeissはT3だけど、リバーサルで描写を見た時は鳥肌もんでした。これがコンパクトの絵かってね。ま、嗜好ともあったのかもしれないけど。

時勢に乗り切れなかったCONTAXブランドですが、敗者復活を希望します。頑張れ!

また、カメラメーカのコンデジの売り上げが良くないのもよく報じられている昨今ですが、今みたいな消耗戦をやっていたら、CONTAXブランドのようになるのは目に見えていると思う。カメラは白物家電ではない!というところに立ち戻らないと消滅への道を辿るような気がします。