AQUAさんは、無事3歳をこえ、足、股関節に大した不安もなくすごしております。

しかし、最近、そこここのFCRの飼い主様のところで不幸が続いており、気が滅入る最近です。犬舎で一緒に育った子(同胎ではないが、月齢は殆ど同じ)が癌で亡くなったのはかなりショックでした。他にも、あちらこちらで癌が発見されており、そろそろ自分も覚悟を決めておかないといけない時期になってきたのかな?とも思うこのごろです。

Flat Coated Retriverは癌の多い犬種として有名です。特に、5歳前後がひとやまで、10歳までいければ御の字とも言われています。

犬の癌も人間のものと同様に、早期発見が第一ですが、検査などを含め癌だとわかり手術に辿り着くまでに、3〜4週間かかってしまうことがあるそうです。既に病状が悪化している場合だと間に合わないこともあります。やはり病気ですから、病状が進むと、状況観察で「何かがおかしい」と気が着かれるケースもあるようです。普段から気軽に獣医さんにかかれるようにしておく必要はありそうですし、イザという時用の獣医さんへのパスも作っておく必要があるかもしれません。

また、犬の手術ともなると保険の類は基本的にないため、かなりの高額な医療費が請求されることになるため、これが原因で「悪性の癌=死」となることもあります。ANIMAL PLANETの獣医関連の番組では、低所得層の家族がこの為に諦めるケースもありました。

犬ブームとか、流行で飼い始めたまま、まともに犬と向かい合っていない飼い主さんが散見される昨今。車・家電(部分的にだけどなくてもいいもの)にはいっぱいお金がかけられるけど、犬にかける金がないなんていう人がゴマンといそうで、考えただけで気が滅入ってきます。

因みに、癌とどう戦っていくかの知識を蓄えつつ、ペットロス対策の一環として、今年3月にDSLR カメラの導入と、デジタル暗室(ソフトウェア、ハードウェアの調達)の準備がやっと完了しました(まだ、レンズは欲しいけど。これはカメラはまり道で)。旧コンパクトとのデータあわせて、バックアップ用DVD-Rが3枚と、作業用DVD-RAMが4枚となりました。

自分や家族にいずれ訪れる「死」。これに対してどう向かい合っていくか、そろそろ真面目に考えなければと思う。